あきらかに量が足りていないのでは?!と思うのですが、
特に泣きもせず欲しがる様子もありません。
こんな時はもう離乳食を与えなくてもいいのですか?
と心配になることもしばしば。今回はそんなお話です。
食べむらって何??
まずは、子どもの「食べむら」についてみていきましょう。
大人でも気分によって食欲が「ある」「なし」があると思います。
子供はなおさら気持ちによって食欲が影響されやすいので、日によって食べむらがあるのはある程度仕方がないかと思います。
ただ、「食べむら」が気分である日はいいのですが、普段の食生活が原因で引き起こされている場合は要注意です!!
食べむらチェックリスト
生活のリズムは整っていますか?
早寝、早起き、食事の時間は決まっていますか?
おやつの時間・量は決まっていますか?
お菓子、ジュース、牛乳、飲むヨーグルトなど食べる量や食べる時間は決まっていますか?
おやつの時間や量が決まっていないと軽い満腹感が継続し、食事の量に影響を及ぼしてしまったり、食事の時間なのに眠たくて食欲がわかないといった原因にもなってしまいます。
また好きな料理しか食べない、好き嫌いが激しくなるといった原因にもなってしまいます。
ご飯を全然食べないんです…とご相談を頂いてよくよく話を聞いていると、
食事以外の時間はずっとお菓子を好きなだけ与えているということもしばしば…
大人でもずっと間食していたらお腹空きませんもんね!
上記の原因を解消することで「食べむら」が改善していきます。
離乳食の量
足りてる?足りてない??
次に離乳食の量についてです。
離乳食の本などに離乳食の進め方の目安として量が記載されていますが、こちらは参考程度に見てください。
食べる量に関しては、個人によって大きく差がありますのでお子さんの普段の量を把握しておきましょう。
食事量が「足りている・足りていない」に関しては、成長曲線で体重の増加を追っていきましょう。
(母子手帳に必ずついているアレです!)
体重が極端に減っている、または増えない場合
体重が急に増加している 食べすぎ(離乳食なのかおやつなのかは別で)
と判断することもできます。
(※ただし体重の増減については、食事だけが原因一概には言えませんので、一つの判断材料としてご検討いただければと思います。)
対策
足りない場合
足りない場合は、体重が増加しなかったり食事と食事の間におなかが空いて食べ物を欲しがるといったことがあるかと思います。
そういった場合は、食事の量を増やしたり、一度にたくさんの量を食べられない子は間食として必要なエネルギーや栄養素が摂れるものを提供してあげましょう。
食べ過ぎの場合
食べすぎの判断としては、体重増加の他に下痢や嘔吐するといった症状が出るかと考えられます。
その時は食事の量を全体的に減らしてみるといいですね。
まとめ
- 食べむらの原因があれば取り除く。
- 量は普段の量を把握し、体重の増加で足りているか足りていないか判断する。
以上が大事となってきます!
1食食べなかったからといってすぐに栄養不足になることは少ないので心配はいりません。
そして1食単位、1日単位で考えるのではなく1週間など長い単位を通して全体的に食事を食べていたら問題ありません。
毎日ママも赤ちゃんも楽しく過ごしていけるといいですね。